ぽっちゃり現象が著しいかれんです。1ヵ月後、父が遊びに来るのでそれまでに何とかします。
先日、EMSというNPO法人のアクティビティに参加してきました。EMSは、セブ島の貧困層の子ども達の支援活動を行なっている日本の団体です。フィリピン人のコーディネーターが、サポートの対象となっている子供たちへの教育として、日曜日にアクティビティを行なっています。内容は、歌ったり、踊ったり、ディスカッションをしたり、ビデオを見たり様々です。
午前中は高校生、午後は小学生向けのものになっており、両方参加してきました。わたしが初めての参加だったので、1人1人自己紹介をしてくれました。40名弱の子どもがいましたが、みんなの将来の夢は、先生・エンジニア・医者・ナース・ミュージシャン・漁師のどれかです。「彼らは職業を知らない」という言葉に、わたしは重みを感じました。
ほとんどの子どもが、観光客の多いサントニーニョ教会の周辺で、キーホルダーやミネラルウォーターなどの物を売って家計を助けています。物売りの両親を持ち、幼い頃からそれを手伝い、学校に行く毎日です。学校に行くのを途中でやめてしまう子も多いそうです。彼らの生きている世界はかなり狭いんだと実感しました。
彼らの家は物売りの拠点から遠いため、路上での寝泊まりをすることもよくあるそうで、彼らの足の裏は真っ黒です。寄付された洋服も、穴が空いていたり、よれよれになっています。
今回は初めてということで、ほぼアクティビティの見学という形での参加でしたが、これからどんどん携わっていきたいと思いました。
1番感じたのは、彼らの世界を広げたいということ。職業を知らないというのは、とても悲しいことです。もっと多くの職業を知る機会があれば、希望も広がって学校に対しての意識も強まるのかなと感じました。
せっかくEMSのサポート対象の奨学生になれたんだから、みんなに卒業してほしい。セブに来る前は、短期間ではありますが就活生だったので、そこで得た知識も生かして彼らの希望を広げることが目標です＾＾
充実した日曜日でした。
かれん