Do not throw your pearls in front of pigs.
今回のテーマは「聖書」です。
・・・日本人が聖書とか言うと急に胡散臭くなるのはなぜでしょうか(笑)
念の為ですが、私は神道信者で草木に宿る八百万の神を愛するタイプ人間なのでカソリックになる事も布教活動を行う事もありませんのでご安心ください。今回のセブ留学はフィリピン人及び多くの地球人のマインドを形成しているキリスト教を学ぶいい機会だと考えていました。日本の風習・日本人の道徳を語るのに神道や仏教が欠かせないのと同じですよね。
そんなこんなで英語の学習にもなるし、お子様聖書でも買おうかなーなんて事を授業中に話してたら、ある先生から「じゃあ私のやつあげるわよ!」みたいな感じで貰ってしまいました。ガチ過ぎるやつです。。
大切な言葉にマーカーしてたり、常に持ち歩く程大事にしてる物なので、こんなの本当に貰っちゃう訳にはいきませんが、まずは先生の気持ちを大切に。。なんとか1年以内に読み終えて、返せるといいなぁ。。
冒頭にだした言葉、気付かれた方もいるかもしれませんが「豚に真珠」の語源となった言葉です。
これ以外にも、「目からウロコ」「七転び八起き」など聖書が語源となる日本の諺も多く、また
「人からして欲しいと思うことを、人にしてやりなさい」
「汝の敵を愛しなさい」
※そういう人間になれ。味方を愛する事くらい悪人でも出来るという意味。
「人に親切にする時は、右手で何かしている事を左手が気付かないくらい、こっそりしなさい」
※大声で他人に見せびらかすなという意味
など、人生の教訓となる言葉が非常に多いです。ただ、やはりメインは神であり体現者であるイエスなので、
わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない。
わたしよりも息子や娘を愛する者もまた、わたしにふさわしくない。
といった、過激やなーという発言もあるんですよね。仏教と神道が混在している事から判るように、日本人のいい所は都合のいい様に取捨選択できる所だと思いますので、聖書のいい所だけ抜き出したいと思います(笑)
ちなみに先生達に聖書を読んでいる事を伝えたところ、それぞれの反応は
「カソリックでなくても、人生における大事な言葉が詰まっています。大事に読んでください」
「気をつけてね。殆どの人はパンを投げてくれるけど、中には石を投げる人もいるから」
「Toshi、あんたプリーストにでもなる気?ニヒヒ」
いろいろですよね。
・・・と書きながら知ったんですが、パンと石のくだりは「石を投げられたら、パンを投げ返せ!」というフィリピンの諺をもじったみたいですね。いつでも投げ返せるようにパンを持ち歩かないと(笑)
細田