フィリピンは、南国ですので、同じ島国とは言え自然環境は大きく異なります。
私は植物が好きなので、休日には近所を散歩しながらいろいろな草木を観察しています。日本では見たことのない植物がたくさんあるので、おもしろいです。
ITパーク周辺には、緑がたくさんありますので、気軽に観察できます。鳥や昆虫も多く、見ていて飽きません。
セブは一年中熱いですが、9月に入ってから秋の風を感じる日が増えました。
「夏と雨期しかない」とフィリピン人の友人に聞いていたのですが、セブにも秋があると感じました。
先日の日曜日に、お気に入りの空き地を歩いていたら、トンボと出会いました。
『あぁ、やっぱり秋なんだ』と思っていたら、随分大量のトンボが飛んでいることに気付きました。数えてみたら、50匹以上飛んでいました。
そして、ツバメがしょっちゅう目の前を横切るので、気になって見ていたら、トンボを次々と捕まえている様でした。
同じ秋でも、南国は風景は違うんだな・・・と実感しました。
生命を感じるというか、生々しいというか・・・。
でも、日本を思い出す様な風景も見つけました。
こんな感じです。いかがでしょうか?
日本のどこでも見られる景色だと思いませんか?
フィリピンの友人達が日本の紅葉に憧れるので、セブでは黄色や赤い葉を見ることができないのか気になり、探してみました。
こちらのいくつかの木々は、完全に赤と黄色だけになることはなく、緑も維持したまま、部分的に紅葉する様です。多くの木々は、緑から茶色になるようなので、色彩的にはさみしい感じです。
日本の鮮やかな赤、オレンジ、茶色、黄色に染まる美しい秋は、本当に素敵だと思います。
こちらで素敵だなと思ったのは、雨上がりの緑の美しさです。
生き生きとした緑は、日本だと5月に見られますが、こちらは秋でも見られます。
生命力に溢れた感じは、まさに南国ならではだと感じています。
また、緑のバリエーションが豊富なので、自然の中にいるんだなぁと強く感じます。
こちらでは、雨が突然降って、唐突に止むことが多いので、外出時に雨が降ってきたら
がっかりせずに、植物を眺めてみてくださいね。
緑の美しさに心が癒されるかもしれません。
セブ留学したら、ぜひ英語以外にも何か見つけて帰ってくださいね。
では、また。
ちはる