やめた方がいい!フィリピン留学に向かない人


フィリピン・セブ島留学に来られた方で、途中で帰ってしまう方々がおられます。英語を勉強する意志は十分あるのに、です。

なぜ、そんなことになってしまうのでしょうか?

それは、フィリピンという国に滞在することがそもそも合っていない方だったから起こる悲劇です。どんな場合に起こるのでしょうか。大きく分けて、3つあります。

1つ目は、環境です。
フィリピンは、日本とは異なる気候風土の国です。簡単にいえば、年中暑い国です。熱帯性気候です。この暑さや空気が合わない方は難しいでしょう。

水も重要です。フィリピン・セブ島の水道水は硬水ですので、日本の軟水とは異なります。そのため、お肌が合わない方も出てくる場合があります。特にアトピーの方は注意したほうがいいと思います。

基本的には、日本の夏をイメージされるといいです。まったく海外に出たことがない方、熱帯性気候の環境がどんな感じかわからない方は、試しに旅行で来られるといいのではないかと思います。

衛生環境も、日本とは大きく異なります。日本のような美しさをすべてに求めてしまうと、フィリピンで生活をするのは難しいと思います。道に犬が歩いていたり、ヤモリやアリが部屋に現れた、なんていうことは日常的にあります。下痢をすることも、多くの人が体験しています。

また、同じフィリピンでも地域差があることも知っておきましょう。たとえば台風なども、セブ島は内海の島のため、直撃は免れますが、地域によっては、毎回台風のたびに被害が甚大な地域もあります。

2つ目は、人です。
フィリピン人の民族性を受け入れられないと厳しいと思います。日本人が引っかかりそうな点は、時間にアバウトな点でしょうか。

といっても、授業で先生が遅れてくるということはまずない、といっていいでしょう。いい意味で、おおらか、ということなので、フレンドリーなフィリピン人の先生たちの雰囲気に癒やされる方のほうが圧倒的に多いです。

ただ、中にはそうした「南国的」な人々の雰囲気が合わない方もおられるようです。
お店に行っても、日本のようなホスピタリティーあふれたおもてなしは期待できません。店員同士でお喋りに夢中になっている人や、最初から売る気のないような人もいます。お釣りをじゃらんと投げられることもあります。1つ1つ気にしだすと、かなり気にすることがいっぱい出てくるかもしれません。

フィリピンの国民性は、社会自体にも現れています。たとえば、国民の祝日はころころ変わります。なので、突然祝日が増えて、学校が休みになるようなこともあります。日本では考えられないことですが、フィリピンでは「よくある事」です。

3つ目は、留学生ご本人の性格です。
ときどき、フィリピンが「日本と違う」ことに怒る方がおられます。日本ではこうなのに、どうして、それができないのか、ということで怒ってしまわれます。

しかしこれは、「違いを楽しむ」気持ちで接して下さいとしか言いようがありません。日系の学校といっても、先生はフィリピン人ですし、多くのスタッフもフィリピン人です。フィリピンのセブ島の中に、まったく日本と変わらない環境を作ることは難しいです。むしろ、違いを楽しみ、自らその新しい環境に馴染んでいこうという感覚の方でないと難しいと思います。

英語を学ぶことそれ自体が、異なるものを学び、受け入れることにもつながると思います。フィリピン・セブ島の英語留学は、それができるからこそ、英語留学なのだと思います。

シニアの方々でとくに、ときどきこの「日本と違う」ことが受け入れられず、不満を感じてしまわれることがあります。やはり、長く日本で生きてこられ日本人としての常識が、他の国でも常識だとつい思ってしまわれるのではないかと思います。ここは、日本と違うのだということは、日本の常識が通じないんだ、ということを前提にして来られることをオススメします。

とはいえ、シニアの方も含めて多くの方が数週間もするとフィリピン・セブ島に慣れ、むしろ日本に帰ってから困ったことになってしまう、というパターンも多いですよ!

 


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