今回のテーマは本屋さんです。と言っても普通の本屋さんではなく洋上の本屋さんです。
今セブにはドイツのボランティア団体GBAが運営している「LOGOS HOPE号が停泊しています。
この船は5,000種類以上の本をお手ごろ価格で世界中に提供する使命のもと、世界中を旅しています。2014年には日本の長崎市、金沢市に寄港しています。
今回は5/6-29までセブに停泊しており、大変な人気を博しています。
というのも、ここフィリピンは本の値段が物価に対して非常に高価なのです。全体的な物価が日本の1/5なのに対して、単行本の価格はほぼ日本と変わりません。よって実質的には日本より5倍高価ということになります。
ところが「LOGOS HOPE」ではその約1/3-1/4で販売されており、現在フィリピンは夏休み中ということもあり子供連れのお客さんが多く目立ちました。それを見越してか多くの絵本、それもフィリピンのお国柄を考慮してか、書棚には沢山のBIBLE系書籍が並んでいました。
もし絵本を使って聖書をお手軽に読んでみたいという方にはお手ごろ価格で購入出来、また同時に英語の勉強にもなるのでおすすめです。その国で信仰されている宗教について知ることは、その国の文化を理解する上でも大切なことだと感じます。
また船内スタッフも世界中45カ国から集まったボランティアで構成されており、彼等とも自由に交流できるので、フィリピン留学で学んだ英語を実践してみるのも良いかもしれません。5/29までにセブにいらっしゃる方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
備考:入船料 20ペソ/人
火曜日-土曜日 10:00-21:30 日曜日 13:00-21:30
場所:Malacañang sa Sugbo berth in Pier 1
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