セブと音楽について語る<第7話> フィリピンの言語


こんにちは。夏休みの生徒さんが留学に来て学校は盛り上がってきました。

201509161

英語の勉強は嫌いでも、現地で話されている言葉を覚えるのは少し楽しかったりします。

フィリピンには80以上の言語があります。公用語はタガログ語ですが、セブではビサヤ語(セブアノ語)が共通語です。フィリピンの学校の授業は英語で行われていて、タガログ語の科目もあるので、セブの人は英語&タガログ語も話せます。しかしフィリピンは格差社会です。学校に行けない人は片言しか英語が話せません。セブからマニラへ移って働いていたフィリピーナからは、タガログ語で会話するより英語を使う方が好きだと聞きました。

僕が28歳の時に初めてマニラを訪れ、タクシーに乗り、現地のラジオを聴いた時は、男性も女が話すみたいなアクセントで、おまえらゲイかと思いました。そして東南アジアの生温い風に、フィリピンの危ないかおりを感じました。

そんな異国な雰囲気になぜか少し興奮を覚えました。それはちょうど子供の時、どこかに忘れてきた気持ちです。おやじのトラックに乗って、ネオンの煌びやかな夜の街を走った時に少し似ています。かなり話がそれてしまいましたが、タガログ語とビサヤ語は使うアルファベットにも少し違いがあります。

タガログ語は『M』と『N』が多いです。一方でビサヤ語は『L』をたくさん使います。日本語ではラ行の発音です。アクセントが違うので、意味は分からなくてもビサヤ語を話しているのは、なんとなく理解できます。

またフィリピン人は表情が豊かで嬉しかったり、悲しかったりが分かりやすいですね。ビサヤ語で楽しそうに話していて、何を話してるのかな!?と気になったらビサヤ語の勉強を始めてみましょう。

続いて今回は僕の好きなタガログ語のラブソングを紹介します。

Pangarap Lang Kita Ft.Happy Sy / Parokya Ni Edgar

パロキャニエドガーはフィリピンで有名なロックバンドですが、これは女性ボーカル、ハピーサーとのスウィートでポップな恋の曲です。お互い好きだけどシャイですれ違ってしまう、切ない恋を歌っています。

僕が3年前にはじめてSMモールで買ったタガログ語のCDでもあります。フィリピン人ならみんな知ってるような国民的ヒットソングです。歌詞が分からなくてもロマンティックなメロディーラインで十分楽しめますよ。フィリピンポップも捨てたもんじゃないですね。See you next time!

タクミ


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