みんなが集合したところで、タクシーに乗って目的地のマクタンへと向かいました。窓から外をのぞくと相変わらず雨がふっていて、そのときはもうすでに中止を覚悟していました。
下は水着で上はサーファーっぽいパーカーでサングラスをしているのだちゃんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
が、あきらめかけていたそのとき、なんと雨が止んでくれました。さらに雲と雲の間からは青空が!神様はいるんですね。みんなの日ごろの良い行いに感謝です。
そして、目的地周辺でタクシーをおり、セブンイレブンによりました。店内にイスとテーブルがあったので、みんなでゆっくりしながらくだらない話をしたり。すごくいい時間でした。
買い物をすませ外にでると、雲ひとつないほどに空は晴れていて、みんなのテンションも上がっていました。でもぼくにはまだひとつだけ心配なことがあって、それは、ボートをレンタルするお店の場所がわからなかったんです。
せっかく晴れたのにボートを借りれずに中止なんてことになったら、今度こそ蹴り殺されると思いビクビクしながら適当に歩いていました。すると、とつぜん道の端からフィリピン人の女の子が。そして、「Who is Soboro?」と。それが、Maeとぼくとの始まりでした。
第3話につづく
ソボロ